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馬場の種類

 
日本にある競馬場の馬場は「」と「ダート」の2種類が主に使われており、中央競馬では芝が、地方競馬ではダートがレースに使用されることが多いといえます。



1.ダート

ダートは1984年にG1・G2などのグレード制が導入されてから徐々に整備されました。

また、もともとダートは海外で使われていた馬場で、海外では主に土が、日本では砂が素材として敷かれています。

そのため、芝コースよりも深さがあり走りにくいコースになっており、スピードを出すためにはかなりのパワーが必要になります。

ただし、芝よりもやわらかくて馬の脚にもやさしい良好なコースでもあります。


特徴
中央競馬場でも地方競馬場でも、青森県六ケ所村でとれた砂を主に使用しています。これは、普通の砂よりも重く弾力性があり、飛び散りにくい性質が適しているからといえます。

また、砂の深さはどの中央競馬場でも8〜9cmで統一されており、逆に地方競馬場ではまちまちの深さのようです。

年に1回は洗浄してホコリや汚れを一新するため、洗浄直後の馬場ではタイムが出やすくなります。もちろん、洗浄で減った分は新砂をある程度補充することになります。



2.芝

芝コースは「野芝」「洋芝」「オーバーシード」の3種類に分けられます。

野芝は日本の在来種で、根っこが網目状にからむことでスピードが出やすくなることが特徴です。

また洋芝は水はけ・クッション性が良いものの高丈なので、若干タイムがかかりやすいところがあります。

そしてオーバーシードは、野芝の上に洋芝を重ねたつくりになっています。


特徴
・野芝:新潟競馬場、小倉競馬場(夏)、中山競馬場(9月)、阪神競馬場(9月)
・洋芝:札幌競馬場、函館競馬場
・オーバーシード:ほぼすべての競馬場(新潟・札幌・函館を除く)

基本的に芝コースはダートよりもスピードが出やすく走りやすいですが、レース使用によるダメージや季節・気候の影響を受けやすく、走りやすさのコンディションが変わりやすいといえます。


(参考文献:「勝つための競馬」きほん事典/西東社,2013)


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