日本の競馬場の状態と年間スケジュール2014TOP > 馬場の種類
馬場の種類
日本にある競馬場の馬場は「
芝」と「
ダート」の2種類が主に使われており、中央競馬では芝が、地方競馬ではダートがレースに使用されることが多いといえます。
1.ダート
ダートは
1984年にG1・G2などのグレード制が導入されてから徐々に整備されました。
また、もともとダートは海外で使われていた馬場で、海外では主に土が、日本では砂が素材として敷かれています。
そのため、芝コースよりも深さがあり走りにくいコースになっており、スピードを出すためにはかなりの
パワーが必要になります。
ただし、芝よりもやわらかくて馬の脚にもやさしい良好なコースでもあります。
●特徴
中央競馬場でも地方競馬場でも、
青森県六ケ所村でとれた砂を主に使用しています。これは、普通の砂よりも重く弾力性があり、飛び散りにくい性質が適しているからといえます。
また、砂の深さはどの中央競馬場でも
8〜9cmで統一されており、逆に地方競馬場ではまちまちの深さのようです。
年に1回は洗浄してホコリや汚れを一新するため、洗浄直後の馬場ではタイムが出やすくなります。もちろん、洗浄で減った分は新砂をある程度補充することになります。
2.芝
芝コースは「
野芝」「
洋芝」「
オーバーシード」の3種類に分けられます。
野芝は日本の在来種で、根っこが網目状にからむことで
スピードが出やすくなることが特徴です。
また洋芝は水はけ・クッション性が良いものの高丈なので、
若干タイムがかかりやすいところがあります。
そしてオーバーシードは、野芝の上に洋芝を重ねたつくりになっています。
●特徴
・野芝:新潟競馬場、小倉競馬場(夏)、中山競馬場(9月)、阪神競馬場(9月)
・洋芝:札幌競馬場、函館競馬場
・オーバーシード:ほぼすべての競馬場(新潟・札幌・函館を除く)
基本的に芝コースはダートよりもスピードが出やすく走りやすいですが、レース使用によるダメージや季節・気候の影響を受けやすく、走りやすさのコンディションが変わりやすいといえます。
(参考文献:「勝つための競馬」きほん事典/西東社,2013)
★ブックメーカーで世界競馬を楽しもう!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★関連記事
JRA年間スケジュール
中央競馬G1年間スケジュール
馬場と調教場のコース状態
馬券と負担重量の種類&特徴
馬場の種類(当記事)
【PR広告】
富裕層が勝ちに行くゲーム